データセンターで火災が起きた場合に備えてバックアップを取りましょう
先日GMOクラウドで障害が発生しましたね。原因は台湾データセンターで火災が起きたためだそうです。
会社名にクラウドってついているのに全然クラウドじゃないよね。
と思ったのですが、
今回自分が気になったのは、CMSの画像やMySQLデータなど、
サーバ上でしか管理していないデータのバックアップの必要性です。
それも手動じゃなくて、自動で。
レンタルサーバによってはバックアップサービスを提供している場合もありますが、
sixcoreなんかは有料だったりするので、今は自分でバックアップを取っています。
ただし、バックアップが必須だからといっても、かけられる時間や手間には限りがあるので、手間と費用を抑制しつつ、自分がバックアップしている方法をシェアしたいと思います
※きちんと運用ルールができている所はすでに対応しているかと思いますが、
バックアップされていない方の参考になれば幸いです。
ファイルのバックアップ
ファイルのバックアップにはpdumpfsを利用しています。
pdumpfsとは、Rubyで実装されたファイルのバックアップシステムです。毎日データを保存するため、いつでも過去のファイルを取り戻す事が出来ます。
ローカルサーバに「年/月/日」の形式で保存します。
初回のみ全てのデータをダウンロードし、翌日以降は差分でバックアップしていきますので、
ディスク使用量を節約する事が可能です。
詳しくはpdumpfs: Plan9もどきのバックアップシステムを参照してください。
MySQLのバックアップ
MySQLのバックアップにはphpMyBackupProを利用しています。
SQLクエリをファイルにエクスポートしてくれる機能をcronで設定する事により、
毎日バックアップを取っています。
phpMyBackupPro――最も簡単に扱えるMySQL用バックアップツール
この2つを使う事で、ファイル一式とDBのバックアップが出来るようになります。
その他のバックアップツール
それ以外にもバックアップツールは色々とあると思います。
代表的なものは以下のようなものでしょうか。
lsyncdをつかって簡単にファイル同期を
ローカルにサーバがあれば、リアルタイムに同期を取ることができます。
Dropbox を Linuxサーバでも使うときにやるべき設定
WEBサーバにDrobboxをインストールして、ファイル同期をとれるようになります。
他にもデータセンターで火災が起きた際のバックアップでオススメがあれば教えてください!
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