WEBシステム開発における工数単価について考えてみました
昨日、改めてWEBシステム開発の見積の出し方について考えてみたのですが、システム開発の際に工数単価はどうやって決めるのかと質問がありましたので
ブログでもシェアします。
工数単価とは、開発スタッフが作業を1日(もしくは1時間)行ったときに発生する金額のことです。
WEBの開発においては単価を決める明確なルールが無いので
それぞれの制作会社が独自の金額を設定しています。
働く人に対する報酬としての給料、外注費、経費、利益などを考慮して決める事になるのですが、いくつか決め方があるように思います。
職種ごとに単価を決める方法
作業する担当の経験やスキルではなく、職種で単価を決める方法。
例えば、WEBデザインは3万円/1日などとします。
経験者が担当しても新人が担当しても料金が変わらないのが特徴です。
実績から単価を決める方法
経験年数や扱った案件数、スキルなどにより担当者毎に単価を決める方法。
単価と制作物のクオリティが比較しやすいのが特徴です。
年収から単価を決める方法
年収をベースにして単価を決めるです。金額の出し方が簡単・明瞭であるため分かりやすいです。自分は幾ら稼ぎたいからこの単価にする。という指針にもなります。
ただし、自分の技術力にあった適切な年収かどうかがポイントになります。
どれが適切な工数単価なのか
単価の決め方が正しい、間違っているというのは一概に言えないのですが
年収をもとに単価を計算するやり方がビジネスとして根拠のある金額を提示出来るのでは無いかと考えています。
また、こちらのエントリーも非常に参考になります。
IT企業はエンジニアの人月単価をどうやって決めているか?
以上、WEBシステム開発における工数単価について考えてみましたでした。
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