CentOSでyum高速化を行う「yum-fastestmirror」
yum-fastestmirrorはCentOSでyumを実行する際に接続が速いミラーサーバに接続してくれるパッケージです。
FedoraとCentOSで使用可能です。
事前準備
CentOS4の場合、プラグインを有効にする設定が必要になります。
# vi /etc/yum.conf
プラグンを有効にする1文を追加します。
plugins=1
インストール
CentOS5 の場合
# yum -y install yum-fastestmirror
CentOS4 の場合
yum -y install yum-plugin-fastestmirror
これだけでインストール作業は完了です。
動作確認
yum-fastestmirrorが実際に動作しているかどうかはcheck-updateコマンドで確認する事が可能です。
# yum check-update Loading "fastestmirror" plugin Setting up repositories Determining fastest mirrors
それでもyumが遅かったら
通常は上記設定だけで高速化されるはずですが、何度かyumを実行しているとキャッシュファイルがたまり、以前ははやかったけど今は遅いミラーを使用してしまう場合があります。
そんな時はキャッシュファイルを削除してあげましょう。まずはキャッシュファイルの場所を調べます。
cat /etc/yum/pluginconf.d/fastestmirror.conf … hostfilepath=/var/cache/yum/timedhosts.txt
hostfilepathにキャッシュファイルが格納されています。
こちらをリネームしてあげれば新しくミラーを探しにいってくれます。
# mv /var/cache/yum/timedhosts.txt /var/cache/yum/timedhosts.txt.bak
以下のサイトを参考にさせていただきました。感謝!
[Linux]# yum -y install yum-fastestmirrorでyum高速化 : うえちょこ@ぼろぐ
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