WebARENAのVPSサーバー設定メモ(1)


WebARENA・VPSサーバーのセッティングが必要になったので、設定方法をメモです。

スペック

CPU Intel(R) Xeon(R) CPU X5650 @ 2.67GHz
メモリ 2G
HDD 50G
スワップ なし

OSはCentOS 5.5のV3タイプでした。

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OSのインストール

まずはOSのインストールを行います。
すでにインストール済みの場合は一度サーバーを停止しておきます。

OSのインストール時に迷惑メールフィルタ対応版と通常版が選択できますが、
迷惑メールフィルタ対応版はpostfixがアンインストールされています。

mysql対応版のpostfixを使いたい場合には通常版を使用しなければいけないようです。

今回はpostfixadminを使用したいため、通常版を選択します。

20100822-01

メイン画面に「OSのインストールは完了しました。」と出ていればインストール完了です。

20100822-02

サーバーを起動して、各種設定していましょう。

RPMのアップデート

OSのインストール後はアップデートが一度も行われていない状態のため、 各サーバソフトの設定をする前にアップデートを実行します。

アップデートを実行するにはコントロールパネルにログインしてサーバを起動後、 「初期設定」メニューから「RPMのアップデート」を選択してアップデートを実行します。

メイン画面に「RPMパッケージのアップデートは完了しました。」と表示されていれば完了です。

20100822-03

SSHの設定

初期状態では第三者による不正アクセスを防止するため、/etc/hosts.denyファイルに以下の行が設定されています。

sshd : ALL

コントロールパネル内「初期設定」の「SSHのアクセス制御」でIPアドレスの追加設定を行うことにより、 任意のアドレスからのアクセスが可能になります。

20100822-04

初期状態ではsshdは停止していますので、 接続する前にコントロールパネルからsshdを起動する必要があります。 コントロールパネルにログインして、「初期設定」メニューから「sshdの起動」を選択して下さい。

画面の右側に表示された「sshdの起動」の項目にある「起動」ボタンをクリックします。 確認が表示されますので「実行」ボタンをクリックして下さい。 これでsshdが起動し、SSHで接続できる状態になります。

初期状態ではSSHでログインできるアカウントは管理用アカウントのrootのみとなっていますので、 rootアカウントを使用して接続します。

次回はSSHのセキュリティ設定とWEBサーバーの設定を行います。

 

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